事務所移籍を考えているあなたへ。後悔しないために知っておいてほしいこと

今日は「事務所の移籍」について、私なりの思いを書きたいと思います。

私たちの業界では、原則として事務所の掛け持ちはNGです(法的な契約に関わる部分でもあります)。

私は、移籍については「反対」というよりは、「一旦立ち止まってよく考えよう」という立場です。反対のほうがウェイトは多いかと。私的理由になりますが以下に簡単に書かせて頂きます。

今の時代、ネットを開けば「〇〇事務所は良い」「〇〇は悪い」といった情報が溢れています。しかし、その情報を鵜呑みにして勢いで移籍してしまい、後悔するケースがあまりにも多いのが現状です。

弊社の求人サポートセンターにもよくご相談をいただきますが、迷っている方にこそ、今一度冷静になって考えてほしいことがあります。

◆ 移籍を考える前にチェックしてほしいこと

もし今の不満が以下のような理由なら、一旦ストップしませんか?

1. 待遇面に不満がある

2. マネージャーと喧嘩した

3. サポートが薄いと感じている

4. 事務所が信用できない

5. なんとなく不満がある

6. まだ始めて2〜3日しか経っていない

実は、こうした不満の多くは「コミュニケーション不足」や「双方の思い違い」で起きていることがほとんどです。「あの時、ちゃんと言っておけばよかった…」と後悔し、次の事務所でも同じことを繰り返してしまうパターンに陥りがちです。

◆ 勢いで移籍するデメリット

安易な移籍は、デメリットの方が大きい場合もあります。

• これまで築いた人間関係を一から作り直しになる

• 現行のファン(ユーザー様)が消えてしまう

• 今まで撮り溜めた素晴らしい写真が使えなくなる

• 慣れ親しんだ名前が使えなくなる

これらは、結果として「稼げなくなる」「仕事がやりづらくなる」原因になります。

◆ まずは「伝える」ことから

不満を感じた時、まずは今の事務所に言葉や文章で正直に伝えてみてください。

一番良くないのは、嘘をついたり偽って辞めること。正直に話して話し合うことで、万が一移籍してうまくいかなくても、戻りやすくなることもあります。自分のキャリアを守るためにも「立つ鳥跡を濁さず」の精神をおすすめします。

◆ 経営者・事務所の方へ

「移籍」と聞くとドキッとするかもしれません。しかし、もし元所属のキャストさんが他で活躍したなら、それは「前事務所の土台があったからこその成果」と捉えてはどうでしょうか。お互いにリスペクトし合える関係になったらどんなに良い世界になるでしょうか!?

また、キャストからの不満や意見は、企業成長に欠かせない「改善のヒント」です。スルーせずに深く受け止め、ブラッシュアップのきっかけにすることで、事務所もより成長できるはずです。それが業界のより活性化に繋がるかと。

そしてそれをリスペクトした事務所様は必ず良いものを呼び込む結果になるかと

◆ それでも「すぐに逃げるべき」ケース

最後に。話し合い以前に、以下のケースに当てはまる場合は話が別です。これらは法的に問題がある可能性が高いです。

1. 報酬の未払い、遅延がある

2. 労働時間や内容など、無茶な要求をされる

3. 「手渡しだからバレない」など脱税行為を唆される

4. ハラスメント行為がある

5. 「辞めるなら罰金」「〇ヶ月は活動禁止」などの違法な脅しがある

(※これらは裁判の判例でも無効と判断されることが多いです)

これは緊急なので相談を出来る知識がある方に必ず相談しましょう!

総括🤞

ほとんどのトラブルは「すれ違い」から起きています。

まずは一度、落ち着いて話し合ってみてください。そこから新しい道が拓けるかもしれません。