今年もこの季節がやってきました。
確定申告！
今年から個人事業主になった方、
今年初めて確定申告をする方に
確定申告が全くわからない方に向けて基礎的なものをまとめさせていただきます。
日本国民には納税の義務がありますので
どうしても避けては通れないもの！
ただ、確定申告をすることによってお金が返ってきたり
税金を少なくすることもできますので、
ぜひ参考にしてみてください。
▼そもそも確定申告とは
確定申告とは、個人が支払う税金を「確定」させるために
前年の1月1日から12月31日までの所得などの情報を国へ
「申告」することをいいます。
主に個人事業主や副業をしている人が、
一年間の収入や経費、各種控除、所得などを申告書に記入して
支払うべき所得税の金額を計算し、税務署へ申告・納税します。
企業に勤めている方は、確定申告ではなく
会社が給料から天引きをして、会社が納税をしてくれていますので
年末調整で税額を確定していますので確定申告は必要ありません。
▼確定申告の対象者は？
この確定申告、所得がいくらから申請が必要なのでしょう？
また、確定申告の対象者はどうなっているのでしょうか？
まず所得が48万円以上の個人事業主は、
確定申告が必ず必要となっております。
この他にも確定申告に該当する方が
- 雇用主から年末調整を受けていない（アルバイト・パートなどで1年間の給与が103万円以下の場合は不要）
- 年間の給与収入が2,000万円以上
- 2社以上の会社から給与をもらっている
- 一定額の公的年金を受け取っている
- 副業による事業所得が20万円を超えている
- 株取引などでの配当所得や不動産所得などの合計額が20万円を超えている
こちらになります。
ですので会社員の中でも、収入が2,000万円を超える方、
副業の収入が20万円を超える方も確定申告の対象になります。
▼確定申告の期間は？
確定申告の受付開始期間は2月16日から3月15日と基本的にはなっております。
課税対象期間は昨年度の1月1日から12月31日までとなっております。
この期間を超えてしまうと、期限後申告となってしまい
ペナルティの対象となります。
ペナルティとしましては、無申告加算税、延滞税、青色申告特別控除の減額
となりますので無駄なお金を払いたくなければ、
期間を超える前に必ず申告しましょう。
▼確定申告のやり方
確定申告についてはざっくり説明させていただきましたが
お分かりいただけたでしょうか？
続いては確定申告の手順についての説明をさせていただきます。
1,確定申告の作成手段と、提出方法を決める
2,確定申告に必要な書類を準備する
3,確定申告書の作成
4,申告書を提出する
5,所得税の納付、還付
となっております。
各項目について詳しく説明させていただきます。
1,確定申告の作成手段と提出方法を決める
実は確定申告の作成手段と、提出方法にはいくつかの種類があります。
作成方法によって
必要なものが変わってくるので、まずはどのような手段で作成し、
提出するのかを決めましょう。
確定申告書を作成するには、
パソコンを持っている方であれば
国税庁が提供する「確定申告書等作成コーナー」が便利です。
必要項目を入力すれば、自動計算してくれるので
計算ミスを減らすことができます。
手書きで作成する場合は、国税庁のホームページから
PDFをダウンロード・印刷して使用するか、
税務署などへ直接行って入手するようにしましょう。
簡単にまとめさせていただくと下記の三つより自分がやりやすいものを
お選びください。
- 直接税務署へ持っていく
- 郵送で提出する
- e-Taxでオンライン上で提出する
2,確定申告に必要な書類を準備する
確定申告で必要になってくる書類がありますので
そちらをご準備下さい。
主に源泉徴収票や支払い調書、控除証明書などになります
個人事業主の確定申告では、
「青色申告」か「白色申告」かによって提出書類が異なります。
自分がどちらなのか、何が必要なのかをよく調べて準備しましょう。
3,確定申告書の作成
必要書類を準備したら確定申告書の作成に入ります。
主な記入項目は
- 「収入金額等」
- 「所得金額」
- 「所得から差し引かれる金額（所得控除）」
- 「税金の計算」
こちらになります。
始めてですと少し書き方が難しいので、調べて記入することを
おすすめします。
4,申告書を提出する
申告書が完成したら期間内に提出と納税をして
確定申告は終了となります。
ただ、期間を過ぎてしまうと最初に説明した
ペナルティが発生してしまいますので
期限は守るようにしましょう。
5,所得税の納付、還付
確定申告完了したら、所得税の納付になります。
確定申告により所得税の納付額が決定しますので納付してください。
納付方法は
・窓口での納付
・振替納付
よりお選び可能となっております。
納付期限は原則3月15日となっております。
所得税が発生しない場合は納付の必要はありません。
払いすぎていた所得税があった場合は逆に還付を受けることができますよ。
▼まとめ
今回は確定申告についての基礎知識と
確定申告のやり方について説明させていただきました。
簡易的な説明になりますので、
確定申告をする際はよく調べて行うようにしましょう。
また、申告をしなくてもいいのでは？と考えている方も
納税の義務がありますので
確定申告は必ず行うようにしてくださいね。
▼ワンライングループでは
ワンライングループでは税理士がおりますので
税金に関する悩みは一切不要となっております。
確定申告代行も行っておりますので
全てお任せください！
無料相談も承っております。ご気軽にスタッフまでご相談くださいね。
